身体の使い方で常にスライド状態を作ることが出来れば深いコブも怖くならない!2025/4/19白馬五竜コブレッスンレポート
2025/4/19
中級1
テーマ ボトムスライド
担当 松谷
まずはベースとなるスライドポジション!左右同じ様にやってるつもりですがビデオ見ると違いますよね。
人間の身体は左右対称ではありませんから、完全に同じシルエットになる事はありませんが、左右同じ法則の運動で身体の形を作る努力は惜しみたくないです。
今日は股関節の形についてお伝えしました。
股割り姿勢と肩入れ姿勢です。
パラレルスタンスや、密脚と言っても左右の脚を同じ様に使うのでは無く、左右違う動きが同調して、スタンスが整うのだと思います。
山足(内足)の股関節は外旋!
谷足(外足)の股関節は内旋!
ですが、谷足(外足)は雪面抵抗や起伏の圧力を受けますので、ターン軌道の内側に倒れて傾いてなければ、自然に股関節は内旋方向に力を受けると思います。
問題は山足(内足)の扱い方です。
僕はこの時、股割り肩入れ姿勢で出来た自分の身体の中に基準を作り、その姿勢を素早く交換する事を考えてます。
例えば、内足の内ももを、谷足(外足)スキーの斜め前方外側30度に押し出そうとする意識で、スキーがフォールラインに向いている場合でも、どこに向いていても、だいたい斜め30度にスライドしているはず!
と思い込んで、脳みそを安心させていますよ(笑)
実際、その様にスライドしてると思うのですが、感覚的にその30度の外向が自分の進む方向で、それより側方にスライドさせたければ、身体の重さのウエイトシフトで、スライドの幅、時間、強弱をコントロールしています。
なので、スキーがどの角度を向いているのか、恥ずかしながらわかっておりません😢
大事にしてるのは、
頭の下に足(足場)!
股関節30度の方向への前傾!進行!
内腿&内股関節を谷足(外足)の腿に押し付ける!
こんなイメージが強いです。
また次のコブに向うときは、シザーススタンスにしていくんだけども、両腿を離さない股関節の使い方ですかね?逆ハの字ピボットの運動を股関節だけで行う感じです。
これが結果的に外足荷重の強化、スキー側方へのウエイトシフト、見た目の外向傾姿勢等がある程度、叶ってるのではないかなと思います。
それから切り返しは、次の急斜面を先取りした潜り込みポジション!
裏の急斜面にスキーが直立しスライドするイメージです。
その場所でスキーの向きを変える意識だと平面回旋になりやすく、落差のイメージがあまり芽生えません。
スキーの向き変えすぎず、自分の足元よりも先に自分が斜面を下る感じです。
変形ピボットの身体の使い方に近いです。
コブでは、それぞれ課題にトライしながら、等速で加速感のない滑りが出来たと思います。
内脚をどかすドリル!
ストックゲートドリル!
ホッキーストップ!
で、スライドポジションの強化、足場の強化をして鼻歌を歌いながらボトムを狙っていきましょう!
今日もご参加ありがとうございました。また次回もお楽しみに!






























