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コブ倒されない外向傾姿勢、ウエイトシフト、ストックワークを自動化してくれるのが脇腹の収縮!2025/4/20白馬五竜コブレッスンレポート

2025/4/20
中級1
テーマ ウォールスライド
担当 松谷

ウォールスライドにとても大切だと思うのは脇腹の収縮ではないでしょうか!

脇腹の収縮?
聞き慣れない言葉ですが、スキー用語に変換すると外傾とか外向傾ですかね。

スキー用語も便利ですが、外傾とか、外向傾からは伝わってこない運動イメージがあり、味があって僕はこれで、まずは第一段階ステップアップ出来たような気がします。

外傾は、ターン軌道の外に傾く、初歩の外足荷重の強化。ショルダーダウンで力の方向は上から下へのイメージが強いです。

でも脇腹の収縮は、体幹の四角形(両肩甲骨と両股関節)を台形にするようなイメージがあり、上から下へ押しつぶすように脇腹を収縮させるのでは無く、どちらかと言うと腰骨を脇に近づける下から上に向う力で脇腹を収縮するイメージを持つ方がいいと思います。

また、脇腹の収縮はウォールの逆傾斜に張り付く為だけのものでは無く、ウエイトシフト、ストックワークにも導いてくれますので、とても大切な運動です。

ウォールスライドに限らず、いつもの滑りの荷重の入れ替え、踏み変え操作にプラスして脇腹の収縮を取り入れてみてください。

また、ウォールスライドにもう一つ必要なのは、切り替え直後〜の一本足バランスです。

荷重がされなてない足でウォールに向うと、すぐ中に倒されてしまって、溝に引き落とされ発射リスクが高まります。

山足〜の3つの「か」!

荷重→回旋の順番と構えをワンパッケージで行いましょう!

この山足〜の3つの「か」のドリルにも、脇腹の収縮を隠し味にして安定したバランスで次のコブに向かっていきましょうね。

春のコブは難しいですが、どういう風に滑ればいいか?力のかけ方は?どの方向にすれば?というとことを、いろいろ教えてくれます。

ひとつのテーマを練習する場合も、やり易いコブ、やりにくいコブ、やれないコブもありますので、見極めも大事ですね。

まずはワンウォールでスライド停止!

トップからウォールに向かってくスキーのたわみ、足の裏からの感触を少しずつ感じていって下さい。

午後は春のコブに必ず必要な、後半のウォール狙いの使い方でしたが、それぞれスピードコントロールして滑走出来てたと思います。

脇腹の収縮、外見のイメージからは伝わらないほど、やって見るとめちゃくちゃ動いてる事もわかってた頂けたかなと思います。

課題は僕もたくさんありますから、心配ご無用ですよ。また一緒に練習しましょう!

本日もご参加ありがとうございました。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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