切替しイメージや、ターンイメージが変われば、普段と同じ滑り方をしても何かが変化すると思いますよ。2025/5/6白馬五竜コブレッスンレポート。
2025/5/6
初級2
テーマ 縦スライド
担当 松谷
縦スライドは斜面下から見てスキー板の角度が45度を基準にして浅いものを縦スライドと定義付けをしています。
なぜこの基準が必要かというと、深く掘れた春のコブは、スキーの板を横に向けてスピードをコントロールする場所が限られているからです。
ひとつ45度のスキー角度を基準して練習すると効果がありますよ。
また、ズルドン脱却や、コブの深みに入っても破綻しない、縦コブでも中速を保ち滑走が出来るなどなど、縦スライドにはいろんな利点があります。
縦スライドが出来れば、滑れるコブの種類や、滑り方のバリエーションが格段に増えますので、是非、習得したいスライド方法ですね。
また、縦スライドは、強い前傾としっかりとした強いスライド姿勢が求められます。
斜面下に下ろうするスキー、スキーのトップ方向へ動こうとするスキーに対して横にスライドさせるわけですから、左右のウエイシフトもより強く、的確でなければなりません。
斜滑降から横スライド、ハの字からの半制動で身体の向き、身体の重さを運ぶウエイシフトで、縦スライドに必要な動作が身につきますよ。
スキーの前後差、股関節の前後差、構えの前後も大事ですね。
また、整地にしっかりコブのイメージを貼り付けて練習する様にしましょう!
それから、縦スライドを難しいと感じる理由として、ターンを丸くイメージしたり、切り替えが回転系の切り替えしなっているのが原因ではないかなと思います。切り替えしのイメージや、ターンのイメージが変われば、普段と同じ様に滑っていても滑りが変化すると思います。
今日はスキーの丸い外軌道と内軌道に角をつけるイメージと、切り替えこそがターン!をお伝えしました。
身体を中心にスキーを振り回すのではなくて、スキーの回し込みや、素早い切り替えしをするためにはスキーヤーの重さを軌道の外へ放り出す!周り出す!周り出る!ような身体の使い方が必要です。
特に春コブの中ラインは、身体の真下でスキーはプロペラ的に方向転換をしていますので、直立ツイストや、前傾ツイストで全身の動きを習得してくださいね。
午後は、いろんなコブを沢山滑りました。しばらく雪の感触、コブの感触とお別れですから。
コブの形は難しかったですが、コブの中でも良く動けていたと思いますよ。
切り替えも早くなったし、傾きも少なく。重さの乗った切り替えしターンでスピードコントロール出来ていたと思います。
感激!
それぞれの達成感、満足感!
それぞれの課題!
感じていただけたのなら嬉しいです。
今シーズンレッスンにご参加いただき誠にありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いします。






























