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ピボット操作はスキーを新しい方向に変えるためのテクニックだと思いすぎていませんか?2025/3/13白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/13
初級2
テーマ ピボット操作
担当 松谷

コブ滑りにとっても重要なピボット操作。これが自在に操れるとコブでの安定感、滑りのバリエーションを増やす事が出来ます。

ピボットはスキーを自力で方向転換をするものですが、切り返しイメージのものと、滑走中ずっとピボット!回旋イメージの2通りあると思います。

今日、皆さんに伝えたかったのはピボット回旋です。

ピボットって新しい向きに変えるための操作やテクニックと思ってたりしませんか?

間違いでは無いのですが、抜け落ちがちなのは、ピボットを始める為のパワーの溜めと運動です。

今日はツイストをベースにピボット操作、内脚操作、逆捻り動作を体感してもらいました。

肩関節(脇)と股関節で胴体と手脚を分離。手脚を逆に動かす。

腕が動くと胸も一緒についてきてしまって、簡単そうで以外に難しかったですね。

胸や胴体は進行したい方向に向けたいです。

その進行方向にスキーが横を向いてたらスライドのブレーキ。

そのスキーの動きと腕が逆方向に動けば逆捻り状態!ピボット操作のパワー注入完了です。

切り返しイメージのピボット操作はストックゲートドリル、逆ハの字ピボット練習しました。

止まった状態からの方向転換は難しですが、切り返しイメージのピボットも沢山練習して下さいね。

午後は横移動とピボットしながらの落下を使ってコブづくりから始めました。決まった場所でしっかり動作や操作をしないと上手く行きませんでした。

動きもゆっくりでいいところと、急ぐところのメリハリも大事でしたね。

左コブに向かう姿勢や動作が苦手な方が多かったですが、後半はずいぶん良くなりました。

大事な感覚は、胸やお腹でコブに覆いかぶさる様な、コブの衝撃をお腹に入力してる感じあればOKだと思います。

捻り!苦しいですが、身体の可動域が増えれば、少しは楽になります。

スピードのコントロールは、スライド、コブの膨らみ(上り坂)、そして捻りです!

今日もご参加ありがとうございました!

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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