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コブ裏に向かう強くて安定した縦スライドポジションには股関節のひねりMAX!2025/4/27白馬五竜コブレッスンレポート

2025/4/27
初級2
テーマ 縦スライド
担当 松谷

縦スライドをする為に必要な事は、左右の強いスライドポジションが出来る事と、素早く切り替えられるかがとても大事ではないかなと思います。

外足荷重の強化!

外向傾姿勢強化!

素早いウエイト!

ですね。

でも、私はそんな言葉であまり考えていないかもしれない。それらは、すべて身体の動きによってなるものですので、それらの言葉が叶う身体の形や、スキーと身体の位置関係を作ろうとする事を大事にしています。

まず、大切なのが左右の股関節です。

山足〜の外足〜の谷足。どの局面であろうと内もも、内股関節回りにある筋肉を意識して、腰幅の下に股関節を下げ捻り込む、内ひねりマックスの股関節の感触を求めようとします。

別名コマネチMAX!と言います(笑)

さらに、内ひねりマックスになっても、マックスし続ける事がとても大切ですね。
動きを途中でやめてしまうと、動きが1から出直しになってしまいますので、内ひねりMAXをやめるときは、反対の内ひねりが出来てからです。

この時、構えの前後差、股関節の前後差、ブーツの前後差を意識するといいです。

それから、内ひねりMAXの反対にある股関節は、当然、外ひねりMAXになりますが、同時にいい塩梅で出来ればいいですが、難しので片方ずつでしっかり練習していけば大丈夫です。

股関節のコントロールが出来れば回旋量や回旋スピードもコントロール出来ますので、股割り&肩入れで日頃から可動域を増やしておきたいですね。

それから、素早く切り替えす為の運動は、脇腹の収縮が有効ですよ。

最低限の荷重移動も素早く行えますし、ストックワークにも繋がっていきます。

早い切り返しは、脇腹の収縮の交換の速さにかかってると言っても過言ではないです。

今日の練習ドリルは、
ハの字の半制動で股関節の安定強化!
内脚をどかすドリル!
脇腹の収縮
下り斜面を意識した変形ピボット!

コブでは下りの斜面に入ってからピボットをするような意識で、横スライド意識でもピボットするタイミングを変えれば、縦スライドになっていく事をお伝えしました。

なかなか上手くいかなかった方もおられましたが、ズルドンの意識そのままに、乗り越えながらピボット切り替えで、縦スライドの入口が見えましたね。

縦スライドは春コブ、深いコブ、スキーを横に出来ないコブ、ウォールを使ったスピードコントロールなどなど、これからの愉しいコブ滑走には必須です。

難しいかもしれませんが、未来の自分の為に僕と一緒に取り組みましょう!

本日もご参加ありがとうございました。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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