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コブの中でもテールジャンプでズルドン脱却!2025/1/11白馬五竜コブレッスンレポート

2025/1/11
クラス:初級2
テーマ:脱ズルドン
担当:小林秀人

本日のテーマは脱ズルドンです。

①横滑り
まずはじめに、ズルドンの整地バージョンである横滑りをしました。

上半身をフォールラインに向けた横滑りは、
荷重•角付け•回旋というエッジングの三要素を含んでいるためスキーをするうえで基本中の基本となります。
なお、ゴーグルのフレームの上部が常に視界に入るようにすると、ちょうどいい前傾姿勢と外傾姿勢ができ上がります。

②斜め下に滑り降りる横滑り
横滑りを復習しながら、その発展型の練習をしました。はじめは整地斜面の斜め下にジグザグに横滑りをしながら滑り降ります。これは、整地小回りを洗練させるための練習にもなります。

この滑り方で、コブの10合目から次のコブの10合目を狙っていけば、とりあえずコブの中で横移動の大きい、スピードをコントロールしたコブ滑走ができるようになります。

ということで、①と②の滑り方でウォーミングアップをすることをおすすめします。

③テールジャンプでテールを大きく動かす
上記②ができるようになったら、テールジャンプをして向きを変えます。
その目的は、確実にターン仕上げのポジションを作ること、また、次のターンのちょうどいいところに身体を運ぶことにあります。

④仕上げ
上記③ができるようになってきたら、少しだけテールジャンプをしてコブの中を滑走します。

※コブの中でのポジション強化にはジャンプトレーニングは重要ですよ。(ちょっとしんどいけど・・・。)

なお、じっさいには7合目くらいを狙うと滑りやすいです。このようにすると、今までよりも余裕をもってスピードをコントロールしたり、深くターンを描くことができます。

ひとつ一つの動きは、いちどはやったことがある内容だと思いますが、ていねいに正確にできるようにすれば、ひと皮剥けた滑りができるようになります。

ぜひ練習してみてください。本日はレッスンを受講していただきまして、ありがとうございました。

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小林秀人

整地小回り・大回り・そしてコブの滑りを別々に考えるのではなく、一貫性のある練習方法をご紹介したいと考えております。準指導員検定・指導員検定対策のとしても役立つレッスンを行って参ります。お気軽にお声がけください。

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