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実践的な外向傾姿勢、前傾姿勢を維持するのは想像以上にキツイ!だけど反復練習することで。2025/2/9白馬五竜コブレッスンレポート

2025/2/9
中級クラス
担当:小林秀人
テーマ:コブの裏をとらえる

◆土台作り
まずはじめにターンを確実に仕上げる練習。
直滑降から停止で外向傾姿勢になることを確認し、同時にゴーグルのフレーム上部が視界に入る前傾姿勢を作ります。

◆直滑降停止の応用
直滑降から停止と同じ動きを斜滑降から90度ターンに発展させます。その際、外向傾姿勢と前傾姿勢を維持。慣れてきたらジグザグにターンを連続します。

◆テールジャンプ
ターン仕上げで板にしっかり体重を乗せて足場を固め、そこからテールジャンプ。慣れてきたら、テールジャンプしながら空中でターン。まずは整地で練習し、そのあとコブ斜面でもトライします。

◆コブの中で浅い弧のテールジャンプ
テールジャンプをする際、深回りするとコブ斜面の壁を通るライン取りになります。それはそれでOKですが、なかなかコブの裏を通るライン取りにはなりにくいです。

そこで、少しだけ浅回りのターンに変えてみるとコブの出口付近でテールジャンプをすることになり、結果としてコブの裏にスキー板のトップが触れて、コブの裏をとらえることになり、コブの中でも谷回りを作ることができるようになります。

 

◆整地小回りの洗練
脚のひねりの小回りだけでなく、みぞおち、あるいは脇腹あたりから脚部をひねるイメージの小回りも身につけると、コブの中でも板を大きく回し込むことができるようになります。

また、高いポジションと低いポジションを使い分けることにより、コブの溝の深さや壁の高さが変化したときに柔軟に対応することができます。

◆まとめ
今回は、土台作りに多くの時間を割きました。7名のお客様同士で向かい合って前傾姿勢と外向傾姿勢の確認をしたときに、格好いいポジションが出来ていたことが分かったと思います。

実践的な外向傾姿勢、前傾姿勢を維持するのは、想像以上にキツイです。しかし、それは室内でも反復練習すると、だんだんイメージが固まってきます。

ぜひ身につけて、コブの滑りを変えていきましょう。今回もレッスンを受けていただき、ありがとうございました。

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小林秀人

整地小回り・大回り・そしてコブの滑りを別々に考えるのではなく、一貫性のある練習方法をご紹介したいと考えております。準指導員検定・指導員検定対策のとしても役立つレッスンを行って参ります。お気軽にお声がけください。

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