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時間をスローに感じるゆとりある切り替えは、スキーの前後差を消してくる動きにある!2025/4/6白馬五竜コブレッスンレポート

担当:小保内
クラス:中級1
テーマ:密脚

密脚は

・外足の荷重の効いたひねり
・内足のアウトエッジを使った操作

2つが両立することで成り立ちます。

とても難しいので、滑りの速度を下げてひとつひとつの動作を丁寧に行う事。
(やることが多すぎて、最初は頭がいっぱいいっぱいになりますが、それを乗り越えること)

難しいコブを避けて行うことを、まず練習環境として大切にしてください。

今日は主に、での密脚をテーマにレッスンさせて頂きました。

切り替えし局面、一番スキーがバラけやすい場所なので、難しいところですが、以下がポイントになります。

・コブに乗り上げること
・スキーの前後差を入れ替えること
・上半身を落下させ、エッジを緩めること

まず、コブの裏をスライドしてコブに乗り上げる感覚をつかみましたが、1コブ1コブ行った時、皆さんとても良い乗り上げ動作が出てましたね。

あの感覚を反復して身につけていきましょう。
(お尻を下げずに、胸を下げる。)

さらに、乗り上げながら山脚を操作し前後差を消してくることで、密脚での切り替えに繋がってきます。
(谷脚荷重を維持したまま山足を谷足に近づけてくる動き)

▼はじめてコブにチャレンジする方向けの動画で、前後差を消す停止までの部分にフォーカスしていますが、ここから、何らかの切替しで連続していくことになる、とても重要な部分と思いますので参考にして下さい。

 

ここが整った時はとてもスムーズで「時間をスローに感じる」ようなゆとりある切り替えになります。

・乗り上げられない(エッジが緩まない)
・山足を引き込めない(切り返す度にブーツが前に出る)

と、密脚は実現できません。

スライド時は肩幅スタンス、前後差ありありで結構ですので、まずは上記の切り替え局面での密脚を目指していきましょう。

まだまだ良い切り替えとイマイチな切り替え、混在していますが、反復して確率を高めていきましょう!

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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