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ズルドン脱却というよりズルドンを進化させる!2024/12/26白馬五竜コブレッスンレポート

担当:小保内
テーマ:脱ズルドン

本日のレッスンご参加ありがとうございました。

本日のテーマ、脱ズルドンには、様々な考え方とアプローチがあります。

脱といってもいきなりズレがゼロ近くになるのか?というと違います。ズレを少しずつ減らしていく作業であったり、あからさまにズレの見えるシーンを見せないように工夫していく。まずは、そんな作業になります。

今日は、まずスキーの前後差の入れ替えという観点でスタートしました。

横スライドからコブにぶっかった時の姿勢作りで、山足を引き、スキーの前後差を消す作業を行いました。

この時の上半身は、ただゴールに向かって前傾しているだけの姿勢になります。

それがいわゆる外向傾姿勢となるわけですが、イメージはただのゴールに向かった前傾で良いです。

コブにぶつかるのと同時にストックをつくことで、ひねりを促すことも大切です。

ひねり+前傾=外向傾

この姿勢を作り、山足を引き込んできたら、後はそのまま落下していくだけです。

上半身の向きにスキートップがついてくる感覚をつかみましょう。

慣れてきたら少しずつスキートップが下を向いている状態での落下を長くとり、ズルドンのズルの時間を減らしていく作業をしていくことになります。

これに伴い、伸ばすタイミングもコブを乗り越えてからというように遅れてきます。

コブをかわすのではなく、出口付近を乗り越えていく動きも見逃せません。
乗り越える動き
落下していく動き
伸ばすタイミング
これらを変化させながら、少しずつズルドンっぽさが消えていく事を楽しんで頂けたらと思います。

ズルドンは基本ですので、基本動作を強化しつつ、少しずつレベルアップしていけるといいですね!

ですので、

ズルドン脱却というよりは、ズルドン進化の方がイメージに合うかもしれませんね!

これからも引き続き練習していきましょう!

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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