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ウォールスライドするにも緩斜面コブと急斜面コブの滑りの考え方を変えられる方がいい!2025/5/4白馬五竜コブレッスンレポート

担当:小保内
クラス:中級1
テーマ:ウォールスライド

バンクターンでドリフト(スライド)を想定して練習させて頂きました。

◆回旋でのスピードコントロール

まず、膝下のつま先の向きを変えていく事でスピード制御していくよう心掛けましょう。

回旋が不十分な状態で、ブレーキを掛けようとすることでポジションは崩れ、腰の下からブーツが離れていきます。

まずは、一切踏ん張らずにいずれ止まる角度までトップを山側へ向けていく練習を行いました。

・デラがけ

・バンクでの1ターン停止

で壁の傾斜と立ち方を身につけましょう。

◆切り替えし

まずCラインのの後半で形がしっかり整う事が前提になります。

深い回旋

30度のひねり

外脚荷重

が整えば、腰の下にブーツ、もしくは、板が自分よりも山側に位置する状態(くらいのイメージ)になってきます。

正直、このポジションになれれば、切り替えしは半分自動になってきます。

このポジションを作ったらあとはつま先の向き変え操作をしてくるだけです。

その意味でも、まずはC後半のポジションを確立していってくださいね。

◆ケーススタディ

・緩斜面縦コブの場合のウォールスライド
壁の高い位置を狙い、できる限り出口を抜ける時に深い回旋を
コブから力を受けた場所からさらにスキーを回すこと。

・急斜面横コブの場合のウォールスライド
壁の低い位置を狙い、結果ボトムスライドや横スライド、スライド系の要素が強くなっても良い。割り切ること。
ただし、スライドしながらも壁に少し乗り上げる事はできた方がコントロールが効きやすい。

本日はありがとうございました!

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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