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ズルドンを卒業するためには外スキーに荷重することによる外向傾姿勢と前傾姿勢を見直す!2025/03/01白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/1
初級2小林クラス
テーマ:脱ズルドン

今回のレッスンでは、

•ズルドン(ピボット操作)
•板のテールを大きく振ってスピードコントロール
の2点に絞って練習しました。それぞれについて見ていきます。

◆まずズルドンを見直す
ズルドンで滑るときのポイントは、
①上半身の前傾
②外向傾姿勢
③メリハリのある上下動
です。これらの動きを使ってズルドンができれば申し分ありません。

しかしズルドンの動きをするときに
④後傾する
⑤身体が回りすぎ
⑥動きが固まる
ことがよくあります。④⑤⑥を直して、①②③の正しい姿勢や動きを練習しました。

そしてズルドンを発展させていくと円い弧を描きながらコブを滑ることができるようになります。ですから、まず正確にズルドンができるように反復練習するといいですね。

◆板のテールを大きく振ってスピードをコントロールする
ズルドンは身体の真下で脚をひねり、トップとテールを同時に動かします。いわゆるピボット操作です。コブを滑るときの基本的な脚の動かしかたです。

それに対して、板のテールを大きく振り出す動きも練習しました。これはターンの前半(谷回り)でスキーのテールを動かすとブレーキをかけやすく、また板の向きを変えやすいというメリットがあります。

なお、この滑りかたでも、しっかり外スキーに体重を乗せる、前傾姿勢と外向傾姿勢を維持する、ということが大切です。

▼外スキー体重を乗せる、前傾姿勢と外向傾姿勢の維持にはジャベリンターンもおすすめですよ。

 

 

また、板を大きく振り出したあとは、斜滑降または横滑りでコブを通過します。この滑り方を単純に表現すると、板を振って向きを変えたら斜滑降(または横滑り)ということになります。

◆まとめ
ズルドンを卒業するには、ズルドンの滑り方の練習をしながら、今回の練習にも取り組んでいくといいと思います。
そして、どちらの滑り方にも共通するのは、外スキーに荷重することによる外向傾姿勢と前傾姿勢をしっかり意識することです。

今回もレッスンを受講していただきまして、ありがとうございました。

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小林秀人

整地小回り・大回り・そしてコブの滑りを別々に考えるのではなく、一貫性のある練習方法をご紹介したいと考えております。準指導員検定・指導員検定対策のとしても役立つレッスンを行って参ります。お気軽にお声がけください。

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