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難しいダイレクトラインを練習することで通常のラインどりに余裕がもてる!2025/2/2白馬五竜コブレッスンレポート

担当:小保内
クラス:中級1
テーマ:ダイレクトライン入門

本日のレッスンご参加ありがとうございました!

ダイレクトラインの定義は、一般的な出口から出口をCのラインで繋ぐバンクターンの周期が半分ズレたラインどりとなります。
特徴としては、コブの壁のぶつかる前にひねらない、ターンが切り替わらない、Cのもっとも膨らむ部分がコブの頂点(高い位置)になる。

そのため、スキーはドルフィンのような動きに見えてきます。

つまり、強化練習はまずドルフィンということになります。

ポイントは
1,足首を深くいれる
2,ブーツを前にすべらせる
3,かかとをお尻にひきつける

これらの動作を前傾姿勢を保持したまま行う事。

止まった状態で(片足、両足)
斜滑降で(片足、両足)
直滑降で(両足で)

とても疲れますが、前後バランスを強化するのに大事なドリルです。

その他のポイントとしては、外足荷重はもちろんの事、角付けの強化が必要になります。
壁に向かって行くときに谷足荷重&角付けができないと、壁への進入角度が深くならずに暴走へとつながるからです。

・Cラインで2本線を残しながら出口を抜けていく
・斜滑降でのエッジチェンジ
・レールターン etc

これらを強化することが、まずダイレクトラインの土台といった感じでしょうか。

実際のコブでは、

シュテムで深回りダイレクトライン
パラレルで壁への直角進入&ピボット操作
ズラシのダイレクトライン
といった形で進めていきました。

入門編ということで、ダイレクトラインのさわりとなりましたが、まずは強化ポイントをしっかり行っていきましょう!

ダイレクトラインは練習する事に意味があるラインどりです。
難しいのですが、あえてそこにチャレンジすることで、前バランスやエッジングが強化されます。

実践的にいつも使う滑りではありませんが、通常のラインどりで滑った時に余裕をもたらしてくれる。それもダイレクトラインの効能です。

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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