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コブ裏停止が出来る向きを基準にしてボトムスライド、ウォールスライドに発展する事が出来る!2025/4/17白馬五竜コブレッスンレポート

2025/4/17
中級1
テーマ コブの裏を捉える
担当 松谷

コブ滑走は直滑降ポジションで斜面下への前傾と、身体の下に足元があるポジションから、スキーの向きが横に向いて、スライドポジションになる事を強く意識する事が大切です。

直滑降からスライド停止がベースとなります。

丸いターン弧を描く整地の基礎スキーと違うところは、谷回りを作る意識を時には省く事も必要かもしれません。

もちろんコブの滑り方で谷回りを使ったラインどりもありますが、万能ではないです。

特に春のコブでは、バンクターンのような外回りの滑り方が出来なくなりますので、見えない裏の急斜面に素早く回り込む必要が出て来ます。

山周りの連続、斜滑降の連続、逆捻りの強化で素早く山周りポジションのスライド姿勢を取りましょう!

今日は、股割り&肩入れ姿勢を使って頭の下に足元があるスライドポジションを練習しました。

内倒、山倒れのない落下力のあるスライドポジションが出来れば、コブ滑走も安定すると思います。

また、外足や谷足がターンの主役となるイメージも強いですが、内足の腿や、股関節の使い方の意識も大切だと思います。

外足の親指側を使いすぎると内向やエッジが強くなりすぎて、傾き誘発してコブ滑走の失敗の要因になる場合もあります。

腰の下に次の足おいて、窮屈で気持ち悪い位置から荷重、回旋の順番で次に向かいましょう!

また、コブの裏で停止が出来る向きを基準にして、ここから浅い角度で縦スライドやボトムスライド、ウォールスライドに発展する事が出来ます。

今日の練習ドリルは、内足をどかすドリルのアレンジ版、リードチェンジで外向意識。股関節の30度、潜り込み変形ピボットなどなどをやりました。

内スキーの操作が出来ない。山スキーのトップが切れ上がっていかない事が原因でスキーの回旋が不足。その結果、コブをお腹や胸で受け止められず、足場が不安定な状態、コブに流され過ぎる状態での失敗がほとんどですので、左右のスライドポジションの精度を高めてコブ裏を捉える為のターンの仕上げ!と、足場の意識も大切に練習していきたいですね。

今日もご参加ありがとうございました。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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