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コブの深みで失敗するのはターン軌道でスキーを考えすぎているから。なのかも知れない!2025/3/8白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/8
中級1
テーマ ボトムスライド
担当 松谷

ボトムの深みやコブの形状にしっかりぶつかり、体勢が崩されないように股関節の30度の向きに前傾を意識してレッスンをいたしました。

スキー用語の外向ですが、僕はその方向に前傾する前向という感覚で滑ってます。

ターン軌道やスキーから考えると、後半に外傾が強くなりすぎて、ボトムの形状や壁の圧力で流され、スピードオーバーで失敗するケースが多いのかなと思います。

外傾でコブからの圧力に耐える為には、滑る場所を選ぶ必要がありますし、回転系でしか滑れない場合は外傾でコントロールするしか無いですね。

ボトムや逆傾斜のウォールに入って行くためには、前傾に対してスキーの角度がついてくる前傾+外向の外向傾を意識することや、逆捻りでスピードをコントロール、コブから受ける力に対抗する必要があります。

お腹や胸でコブの膨らみを抑え込む、イメージにしていきたいです。

初級では、コブをかわすような動きも多いですが、ここからしっかりコブに入る。コブとケンカするわけでは無いですが、コブにぶつかりコブを利用して行きましょう!

練習ドリルは、断続エッジングで股関節のポジションを整えました。30度の前傾の方向を確認するためにも良いドリルです。また、ハンズオンニーは外足の強化だけでは無く、コブの膨らみに覆いかぶさる様なイメージでハンズオンニーを取り入れてもいいですよ。

やっぱり僕も含めて、前傾ツイストなどひねり系のドリルで強化しててボトムからのウォールへの道を楽しみましょう!

コブでは少しJラインっぽく、裏の急斜面を触りながらボトムを通過、ウォールにトップから触れるまで回旋を遅らす滑りをメインにしました。

コブに入りきれない。すぐにスキーの向きを回旋しすぎてしまう動きがありましたが、構え(ストックのリングを指す)と落差、ブーツよりも自分から先にボトムに降りてくイメージで、すごく良くなったと思います。

次回もお楽しみに!ご参加ありがとうございました!

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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