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山足から谷足になるまで荷重している足は、引く引く引く!それと曲げ曲げ曲げ !2025/2/7白馬五竜コブレッスンレポート

2025/2/7
中級1コブの裏を捉える&初級2 ピボット操作
担当 小保内&松谷

今日は大雪の為、初級と中級合同でコブ作りから始めました。

コブづくりにはコブを低速で安全に滑る為に大切な事がいっぱい詰まっていますので、あなどるべからず!です。

まずは基本姿勢2つ。

直滑降ポジションとスライドポジション。
スライドポジションの時、スキーに前傾してしまう方が多いですが、この2つのポジションの理解がとても大切です。

直滑降ポジションの斜面下への背中の傾きのまま、スキーが横を向いてくるだけです。

外足が腰幅からはずれてスキーの方向が変わり始めると、スキーに前傾してしまい易くなります。

荷重する足は腰幅の下で引き続けたい(スキーの前後を意識的につける)です。
荷重する足(山足~谷足)引き続ける事で身体の回転も抑制されますし、逆ひねりの様な姿勢にもなり易くなります。
また、横スライドになってからも引き続けようとする事も大切なので動きを止めないでください。

それと曲げ。

荷重する足は、
引く引く引く!  曲げ曲げ曲げ !

整地ではスライドポジションから前後差無くし、お尻の真下に次の脚を収める練習をしました。
簡単そうに見えますが、感触が気持ち悪く、不安定なバランスなんですが、これが出来れば、半分以上、次のターンが完成します。

また、山足〜の3つの「か」や山足バンバンのドリルで、脚の裏に刺激を与えましょう!

後半はピボット操作を中心に練習をしました。

ピボットの練習はいろいろあります。

山脚ピボットを荷重しながら出来れば、コブの裏を捉えるにつながりますので、中級編かなと思いますがその前の前提として、スキー面を多用した逆ハの字ピボットやストックゲートドリルは特に有効かと思います。

しっかりとしたストップ動作、姿勢の重要性。
ゼロから歩むコブ攻略の道で余す所なく紹介していますので、参考にしてみて下さい。

コブでの滑走は出来るだけ、整地の練習をコブの中で再現してみました。

コブでは、操作する場所が限定されたり、時間が制限されたりします。
整地で出来る限り、合理的に、的確に、確実に、素早く行えるかが、とても大切なんじゃないかなと思います。

今日は中級、初級の合同レッスンでしたが、何をするにしても、しっかりしたストップ動作が出来なければ、ターンも終わらないし、始める事も出来ないこと。

改めて確認が出来ましたね。

極寒、大雪の中。レッスンにご参加頂きありがとうございました。

ストップ姿勢は何でも出来る!また一緒に練習しましょう!

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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