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前傾とつま先を山に向ける動きを同時に発生させることで制御の効いた横スライドになる!2025/5/5白馬五竜コブレッスンレポート

担当:小保内
クラス:初級2
テーマ:横スライド

本日はコブの基本のキ、横スライドでした。

ここが完璧にならないと次のステップは難しく、いずれ上達は頭打ちになります。

ですので、難しいこともたくさんありますが、この練習を楽しんで極めるようにしてくださいね。

◆スライドポジション
肩幅スタンス

前後差

谷腰の引き込み

ストックの構え

前傾

などが整った形がスライドポジションとなります。

今日はその中でも、谷ブーツを引いて、さらに内側につま先を向ける動作を重視しました。
これがひねりです。

これが緩いと、スライドしながら、スキートップは徐々に下に向こうとしていってしまいます。

コブに向かってひねりが緩んでいくような、、

そうではなくて、コブに向かうにつれて、ひねりが強くなっていくよう、つま先を山側に向け続けようとしましょう。

ただし、その時に上半身の前傾が無ければ、トップが本当に山に向き、バックオーライします。

上体の前傾と、つま先を山に向ける動きを同時に発生させ、殺し合うことで、バッチリ制御の効いた横スライドになります。

 

◆切り替えし

まず、コブの出口にぶつかった時に上記のMAXひねりを感じるようにしましょう。

それが、切り替えしの第一歩です。

ひねりを強くすることで、ひねり開放を使えるからですね。

そのために、コブにぶつかった時にダブルストックを使いました。

ひねりを作るとともに、コブの向こう側にダブルストックする事で、前傾が強まるため、谷足荷重が強まり、ブレーキ力が強まる事と、切り替えしでそのストックのゲートをさらに上半身が抜け出そうとすることで、スキーの落下を促します。=ひねり開放

ストックゲートドリルが必要なドリルです。

ぜひこれからも反復して練習していきましょう!

 

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小保内祐一

コブが好きすぎて、コブ専門のインストラクターになり25年。年齢や体力関係なく楽しめるのがスキー。画一的ではなく、安全に楽しめて、それぞれが表現したいことをスキーを通じて探していきたいですね。ゲレンデで見かけたらお気軽にお声がけください。角皆優人をスキーと人生の師として仰ぐ。

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