整地ではスキーヤーがリズムを自由に取ることが出来るけど、コブではコブがリズムを決めている!2026/2/9白馬五竜コブレッスンレポート
2026/02/9
中級1
テーマ:密脚
担当:二反田
密脚を乱す原因は主に2つ。
1つ目は上下動が真上に抜けてスキーから身体が遅れて山側のスキーが引っ掛かりスタンスが開くため。
2つ目は外向傾が乱れてスキーと身体が正対することで次のターン操作が遅れて山側のスキーが引っ掛かりスタンスが開くため。
安定した外向傾を維持することでこれらの弱点を克服して腰幅以内のスタンスを維持出来るようになったら次の段階はコブでの密脚維持となります。
コブでの密脚はストックワークが鍵となります。
整地とコブではストックワークタイミングのリズムが変化します。
端的には整地ではスキーヤーがリズムを自由に取ることが可能ですが、コブではコブがリズムを決めています。大きなコブ、小さなコブ、浅いコブ、深いコブ、規則的なコブ、不規則なコブ等千差万別です。
コブから要求してくるリズムに対応出来ることがコブでの密脚の出来栄えを左右します。
バンク、ウォールを通過する外側からのラインであれば滑走ラインに幅があるためストックワークタイミングに余裕がありますが、ボトムを通過する内側のラインでは例え横スライド、縦スライドでも滑走ラインが縦になることで自ずとストックワークタイミングが早まり、余裕が無くなります。
早まるストックワークタイミングに対応するためには的確な外向傾の維持が前提条件となり、加えてストックワークのリズム変化への適応力が必要となります。
ここで重要なことは、ストックを早く突く秘訣は突いたストックをいち早く自身の身体の前に戻すことです。ストックを突いてピボット操作でスキーの向きを変える時、突いたストックを持つ腕がストックごと山側に一瞬でも残ると山側の肩が引けて外向傾が乱れ山側に重心が残り次のストックワークの遅れとスタンスの乱れを招きます。
山側に残ったストックを外向傾の位置へ戻してから次のストックワーク体勢にするには2アクションかかり、ロスが生じて遅れてしまうのです。
突いたストックを持つ腕を山側に残すことなく自身の身体の前に引き戻していれば外向傾が維持出来るだけでなく、次のストックワークの準備が1アクションで済み、外向傾+次のストックの構えが出来上がった状態でスキーと一緒に落下するため、密脚を維持しながらスキーのトップも落下方向へ向けられるので雪面コンタクトの維持も同時に可能となります。
コブでの密脚維持にはストックワークが大きな役割を担っているのです。
補足ポイントは肘は脇腹よりも前に。脚は股関節、膝関節、足首関節の3関節の可動域を意識しましょう。
本日もレッスンを受講頂き誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにお待ちしております。






























