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縦スライドがある程度整うと滑れるコブの種類が増えるし、いろんなコブの滑り方に挑戦できる。2026/3/26白馬五竜コブレッスン

2026/3/26
初級2
テーマ コブの基本(2)縦スライド
担当 松谷

まず、縦スライドで必要なのは、斜面下への前傾と落下、スキーがトップ方向に進もうとする力を抑え込むウエイトシフトが大事かなと思います。

斜面のフォールラインに対して、真横に向けたスキーの横スライドでは、トップとテールの高さがほぼ同じなので、スキーがトップ方向に進む力はあまりありません。真横になったスキーの側方に進める力をかけると横スライドは継続します。

でも、斜面のフォールラインに対して角度をつけて置いたスキーは、スキーのトップ方向にも進む力が発生しますので、斜面下の目標に向かうには、フォールラインに対して斜め前方への力の働きかけの強さがとても重要となります。

まずは、整地で斜めにスライドして横切りながら、そのままの姿勢を保ってフォールライン方向へウエイトシフトをしてスキーを落とし込む、スライドを増幅させる練習をしました。

このとき感じた姿勢や力感が縦スライドポジションとなります。

次は縦スライドポジションを、斜面の下の目標方向に、目線、胸の向きを維持して、スキーの角度を約45度くらいに固定してショートリズムで滑りました。

練習ドリルは、ハの字で半制動がオススメです。ハの字のドリルですが、片足ずつを意識して下さいね。
スキーの前後差、ブーツの前後差、股間節の前後差、構えの前後差。
この前後差に出来た隙間にウエイトシフトをしていくと良いと思います。

ウエイトシフトにラテラルムーブメント(平行の側方移動意識)も合わせて練習してみて下さい。
動き方によってスライドも変化をします。弧を描くようなスライドをしたり、一定方向に直線的に向かう縦スライドをしたり、自分で動いてスライドをコントロールしましょう。

縦スライドの仕組みが理解出来ても、左右の縦スライドのつなぎ方を失敗すると、スキーのテールが流れすぎて横スライドになってしまいます。

普段の切り替え意識に、縦スライドになる確率を高めるには、テールを動かさないピボット操作で、スキーのトップから始動し、下りながらゆるいスキー回旋で練習して見て下さい。

内足抜重ドリルで、内足のリフトを見せないようすると良いです。
内足のスキートップの小指側を雪面にソフトタッチすると、山足ピボットやジャベリンターンに共通する部分が感じれますよ。

また、縦スライドのみで滑ることは出来ません。
横スライドに比べてブレーキの力が弱いので、誰かの助けが必要です。

コブの助けです。

コブの表の斜面への乗り上げや、モサモサを使う事が出来れば、
縦スライドのブレーキの不足を補い止めようとしてくれる。
縦スライドの回旋の不足を補いスキーの回旋を手伝ってくれる。
自分が斜面下方向への移動(落下)を続けていてさえいれば、切り替える足場を安定させてくれる。

コブを、だんだん自分の味方につけていきましょう。

今日は、ザクザクの雪の上に積もったストップスノー、視界不良で状況があまり良くませんでしたが、頑張って頂きました。

コブでは、コブ裏停止をベースに、難しいコブでは素早く回り込み、一旦停止を確認してから出口にスライドしていきしました。
この停止姿勢を素早くつくることが大切です。

少し難易度が低いコブでは、コブ裏に素早く回り込もうと意識と姿勢だけは持ちつつ、回り込み停止はしない(スキーの回旋を焦らない)で連続をしました。

溝の手前までの傾斜を使う縦スライドは、スキーの向きは溝の角度までに調整。
溝を越える場合の縦スライドは、溝や壁の角度よりスキーの向きを浅く調整。

滑る場所や、コブの難易度で、スキーの向きのコントロールが違って来ますので、縦スライドは、スキーの向きを自分でコントロールする滑りとも言えます。

縦スライドは奥が深いですね。

縦スライドがある程度整うと滑れるコブの種類や、いろいろなコブの滑り方に挑戦できますよ。

つま先横向け(内向け)の効いた足首で、スライドを安定させ、切り替えしは、スキー方向は変える前に落下から始める意識を大切にしましょう。

本日も、ご参加ありがとうございました。また、一緒に練習してください。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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