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身体の真下に足を引き込み股関節の操作ができればコブの中でもスタンスは開きにくい!2025/4/28白馬五竜コブレッスンレポート

2025/04/28
中級1
テーマ 密脚
担当 松谷

密脚で滑れるようになる為の土台づくりとして、大事な事は腰幅の中で片足でもスキー操作が出来ることかなと思います。

切り返しから新しいターンを始めるとき、腰幅の下から足を外してスキーの回旋を始めると、スタンスの開きがでる可能性が高くなります。

また回旋→荷重の順番になっているのではと思います。

まず、腰幅の中で山足を引き込み立つことから始めて見ましょう。

慣れてきたら、小指側エッジからスキーの面がフラットになっていくのを感じようとしながら荷重→回旋の順でスキーを操作してみてください。

練習ドリルは山足ピポット、山足バンバン、山足からの3つの「か」がおすすめですよ。

山足の一本脚でターンを始められれば、深い回旋で外脚荷重を強化をする為に、内足をどかすドリルでスタンスの同調を促進していきましょう!

内股関節の外旋が深い回旋を導きます。

この深い回旋は次のターンへ繋げる為に大切な足場づくりに役立ちますし、回旋マックスによって逆捻り、スライドポジションの精度を上げてくれます。

また、密脚トレーニングの運動に欠かせないのは前傾ツイストですね。

腰幅の下でのスキー操作向上、外足、内足の使い分け、ピポット操作、逆ひねり姿勢、とても万能なドリルですので、疲れますが是非、日頃の練習に取り入れてください。

 

また、密脚に必要な山足~の3つ「か」や、山足ピボットをするためには、仕上げの足場を作ること忘れていけません。密脚を成功させるためにも、直滑降からスライド停止の姿勢がとても大事になります。

ターン後半、一本足で立てる。一本足でターンを終了出来ることが重要になりますので、ジャベリンターンも時々練習してくださいね。

ですが、これの操作、動作に共通するのは、股関節、コマネチの操作だと思います。

コマネチがよくわからない場合はWEBで検索してコマネチラインを再確認してくださいね(笑)

コブでも、コマネチラインを意識して素早くスライドに入れるようになりましたし、スライドが強くなりました。

素早くスライドポジションに入ることが出来れば、春コブに必須の縦スライドにも繋がっていきますよ。

密脚!僕もまだまだですが、また一緒に練習しましょう!

本日もご参加ありがとうございました。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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