コブのウォールスライドはバンクドリフト!2026/2/5白馬五竜コブレッスンレポート
2026/2/5
中級1
テーマ ウォールスライド
担当:二反田
ウォールスライドは言うなればバンクドリフトです。
ドリフトはクルマやバイクで例えればハンドルを外側へ切ってカウンターをあてながらリアタイヤを滑らせて向きを変える技術です。この動きをスキーに置き換えるとスキーヤーが外側を向く=外向姿勢を取り、スキーのテール側をスライドしながら推進する状態です。これをコブの壁を利用して行います。
ドリフトの概念を基にスキーのテールを大きくスライドさせてコブの壁に乗り上げるパターンを主体にトレーニングしました。
スキーのテールを大きくスライドさせる重要ポイントは、大きくスライドして旋回するテールをコントロールしながら外向傾をしっかり維持すること。
ストックワークタイミングが遅れるとスライドするテールの動きにつられてスキーと正対しやすくなるので従来より早めのリズムで外向傾を維持してストックワークを行うこと。
スライド=ドリフトコントロールには股関節、膝関節、足首関節の3つの関節の動きが不可欠なので、前傾姿勢を確認して正しいおじぎの要領で3関節の可動域を意識しながら前傾してあげること。
コブでのリズムを想定した早いリズムになるにつれ各々の弱点が見えてきましたね。
上下動が真上に抜けて上体が遅れる。➡おへそを支点に真上ではなく斜め前方へ向けて上下動の方向修正の意識が有効です。
山側の肩が引けて外向傾が乱れる。➡鼻先、おへそ、山側の肩の3点のベクトルをフォールライン方向へ向ける意識です。
ストックの動きが大きく、タイミングが遅れる。➡ストックはスキーのトップ側に突こうとすると振り上げやすくなり、振り上げだ軌道の分ロスが生じ、加えて身体とスキーが正対しやすくなります。
外向方向、外スキーのブーツ真横の延長線上に向けてストックを出し、チョップの要領でストンと落としてあげると振り上げ軌道のロスが無くなり、外向傾も乱れません。
コブの外側、中間、内側の3ラインでバンクドリフトを用いて滑り、外➡内へ行うにつれてドリフトの角度は浅く、ずらし量は減少し、ストックワークタイミングは早くなりました。ゆっくりペースで行ってもその違いを感じたことと思います。
この動きの違いと共通する基本を理解して各々の感覚に落とし込み、弱点を知ることで滑りの対応幅とリカバリー能力の向上に繋がります。
本日もレッスンを受講頂き誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにお待ちしております。






























