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コブで破綻しない等速滑走・余裕滑走を生み出すSスライドで、コブを低速で攻めましょう!2026/1/26白馬五竜コブレッスンレポート

2026/1/26
中級1
テーマ Sスライド
担当 松谷

Sスライドの目的はスライドと切り替えしを区別せず、滑走中ずっと途切れ目のない運動、途切れ目のないスライド、途切れ目のない切り替えしをする。
と言ったところでしょうか?

まずはスライドの軌道で理解をしましょう。

軌道の中心は自分とブーツです。
スキーが軌道を通るイメージで考えていると暴走リスク、発射リスクが満載です。
丸い軌道だとしても、軌道の中心はブーツと自分です。軌道内側がトップ、軌道外側がテールと考えましょう。

下方向への横スライドの例で考えると、スライド幅の中心はブーツと自分で、スライド幅の両端っこにトップとテールがありますよね。
そのスライド考え方で、弧を描くように滑ればSスライドとなります。

まずは、コブの尾根ラインを滑りSスライドを確認しました。
壁の後半から出口の通過の際、通常の切り替えしの局面で、スライド幅の無い軌跡がついてしまいましたね。これが暴走や、スタンスのバラけの原因になります。ターンが仕上げきれていないということです。

出口まで、切り替えし寸前まで、スライド幅のある状態を作りたいですね。
この部分にスライド幅を残すことが出来ればSスライドの8割は完成です。

練習ドリルは、断続エッジングや、ホッキースストップ、外足からの谷足の3つの「か」のワンターン停止をやりました。
止まる練習ですが、止まる事が目的ではありません。ブレない姿勢と、そこから思い通りに動き出せる事がSスライドには欠かせません。
整地で出来なきゃコブでは出来ませんので、沢山、反復練習してほしいです。

整地でのターン仕上げは、スキートップを山側に向くまで回旋をしましょう。この姿勢を保つためにはジャベリンターンのワンターン停止もおすすめです。前傾+足のひねりの外向傾が作れます。

外向傾という言葉で理解が出来れば、それで大丈夫ですが、ちなみに僕は、この外向傾と言われる姿勢を常に直滑降停止のイメージで滑っています。
外向傾というより斜面下方向への下向傾のイメージの方が正確なスライドが出来るように思いますよ。

 

Sスライドは、今までのターン後半が前半になります。
ここでターンを強烈に仕上げきると、皆さん、その後はどうすんのと心配になりましね。

その心配があるのはターンの前半を丸いスキーの軌道と考えているからですよ。

Sスライドの前半ができれば8割完成でしたよね。
あと2割は自分の落下や重心移動によるひねり開放と、ピボット操作での味付けです。

直滑降からの停止の連続しても、ターンの前半の丸みはありませんが、後ろを振り返るとSのような軌跡がつきます。
Sスライドのイメージは、まず軌道で理解をしますが、最終目的は運動やリズムの習得が目的です。軌跡が丸いからといって運動も丸いとは限りません。

上下動の動きでもジャンプ→着地のイメージと、着地→ジャンプの運動イメージは違いましたね。
ジャンプ→着地のリズムは着地で一服しがちになります。これ、コブにぶつかって動きが止まってしまったシーンに相当します。
着地→ジャンプは空中で一服するようなものですので、コブにぶつかってから、なになにを始める動作に相当しますので、動きに流れが出来やすいです。

Sスライドは、皆さんが考えいるスキー運動の空白を埋めるための思考回路のイメチェンです。
運動リズムの表リズムに対して裏リズムがSスライドとも言えます。

コブでもワンウォールスライド停止で、次のコブ裏を見る練習をしました。
足で止めすぎて山側に傾いたり、停止姿勢が保てなかったりしました。ここにほとんどのミスが集中しているんです。

ある程度、運動が理解出来てからは、いろんな滑りをしましたが、何か雑になりましたね。
レッスンテーマの初心の戻り、Sスライドの前半を意識した最後の1本は、完全にスピートがコントロールが出来て、ぶつかる姿勢も安定して流れのある滑りが出来ていたと思います。

ずっとスライド!ずっと切り替え!

また、いろんなコブをSスライドで低速で攻めていきましょう!

本日、ご参加ありがとうございました。また一緒に練習しましょう。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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