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コブの状態が難しくて上手く出来なくても、しっかりやろうとする事に意味がある!2025/3/7白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/7
初級2
テーマ ピボット操作
担当 松谷

コブ滑走においてスライドと合わせてピボット操作の精度をあげることはとても大切です。

ピボット操作はブーツを中心に瞬時に、スキーの向きを変える印象が強いですが、スキーの向きを自在に操る事が出来れば、滑走中ずっとピボット操作をしてるとも言えます。

スキー面を使って、方向転換のスピードや、量、タイミングをコントロールして行きましょう!
まず、ピボット操作に必要なのは、身体の下に足元がある事です。

ターン中ポンポン、バウンドしたり、滑りながらステップのサウザンステップで、身体の下に足元を感じ、前後、左右、上下のバランス、ポジションを確認してもらいました。

上手く出来たかどうかは、スキーに身体がおいて行かれてなければOKです。

スキーもスポーツですので、いつも全てが完璧にいくことはありえません。僕は、おへそが前に抜けていかない事を基準にしています。
上手くいかないことを前提として、いかに崩されすぎないと言う考え方も必要だと思います。

また、スライド時はスキーと身体の方向を同じにしないことも大切です。向き変えて一安心ではなくて、向きを変え続けた結果、捻りの様なパワーが身体にたまります。
捻りパワーを溜め続けて、はじめてピボットの開始となります。

単純ですが、直滑降〜の停止がベースですよ。

ピボット操作の練習は、逆ハの字ピボットや、ストックゲートドリルを中心にやりました。中でもストックゲートドリルは、足元を引く動作や、スキートップを動かす操作、その他いろいろ切り返し動作のオールインワンです。

今日のコブ斜面は、よく掘れて難しい上、ザラメで重い雪、最後は凍って砂場みたいになり、とても難しかったですが、皆さん頑張ってピボット操作の練習をして頂きました。

今度、難易度の低いコブ斜面があったら、是非試して下さい。きっと今日の成果が出ると思いますよ。

難しくてイメージのわかないコブは無理せず、その中で自分が出来る事をしっかりやろうとする事のほうが意味があります。

本日もご参加ありがとうございました!

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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