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身体の横でコブを受ける量が多いとコブに流されて失敗しやすい!2025/4/3白馬五竜コブレッスンレポート

2025/4/25
中級1
テーマ ボトムスライド
担当 松谷

滑り方やコブのラインどりに限らずスライドの精度が高いほどコブ滑走は安定すると思います。

大事なのはスライドポジションです。しっかり斜面下に前傾の入った姿勢でスキーをスライドさせられるポジションですね。

まずは斜面下に落下する身体に対してスキーが45度でスライドする縦スライドを確認いたしました。

ターンの後半にスキーのトップ方向やターン内側に早く意識がいってしまうと、コブに流されてしまって失敗するケースも出て来ます。

また、春コブは凹み深くなり、壁も高くなってきて、スキーの向きを変え過ぎてしまうと、コブの形状に合わなくなったり、振られ過ぎたり、身体が回ってしまったりします。

スキーの前後差!

股関節の前後差!

構えの前後差!

その前後差で出来た外向を目標にぶつけて行きたいです。外向をぶつけてと聞き慣れないかもしれませんが、

外向=自分の腰の向き!自分が進んでる向きとも言えますよ。

スキーの回旋を抑えてコブから受ける力をお腹や胸で抑える様に滑りたいです。身体の横で受ける量が多いと、コブに流されやすくなりますので注意しましょう!

また、外向は大体30度くらいかと思いますが、これ以上無理に外向する身体のバランス自体が悪くなります。外向30度を基準としてください。

スライドポジションと必須で大事なポジションは直滑降ポジション!

スライドポジションと次のスライドポジションの間に必ず通過しなくてはなりません。

コブでスライドの終点は緩斜面や登り斜面になったりしますので、テールジャンプをやろうと思えば出来るポジションで次に遅れない事が大切です。

常にブーツが引かれた状態を維持して、いつでもテールジャンプが出来るポジションを強く意識しましょう。

春コブは形が難しく、技術的なことはなかなか上手くやれせてくれません。頼りなるのは運動!

ウエイトシフトやブーツの前後動。時にはコブの中で本当にジャンプ出来るジャンプトレーニングも時には必要ではないかなと思います。

 

左コブに当たる姿勢が弱い方が多かったですが、後半はしっかり左コブに積極的に進行して強くぶつかれて来たと思います。

またコブを乗り越えたとあとも、スキーが下を向いてコブ裏をや捉える感覚も出来てきたのかなと思います。

春コブ愉しいですね~。

今日もご参加ありがとうございます。

また、遊びに来て下さいね。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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