コブを安全に滑るためには2通りの滑るルートを知ってたほうがいい!2025/1/12白馬五竜コブレッスンレポート
2025/1/12
クラス:初級2
テーマ:横スライド
担当:小林秀人
今回のテーマは横スライドです。それを横滑りからアプローチしました。
■午前中の内容
整地で斜め下に落ちて行く横滑り。コブの中では外側の壁を利用して滑りました。
■午後の内容
整地で真下に落ちて行く横滑り。コブの中では内側の壁を利用して滑りました。
■横スライドの練習方法
①横滑りの小回りバージョン
横スライドは、横滑りで小回りをするときのように、ターンの仕上げ部分で板を横に向けながら角付けを弱めてスピードを落とす方法です。
②ズルドンが横スライドの典型
横スライドの具体的なイメージは、みなさんが練習したことのあるズルドンでしょう。
③斜面をジグザグに滑り降りる横滑り
これは午前中に練習した滑りかたです。まず整地をこの方法で滑り、コブ斜面でも同じように滑りました。左右に移動する量が多い滑り方です。
コブの尾根(コブの壁のいちばん高いところ)から次のコブの尾根を滑り続けるイメージです。
午前中はコブの壁がなだらかだったので滑りやすかったですね。
④斜面の真下方向に滑り降りる横滑り
たくさんの人がコブを滑るとコブの壁がどんどん削れてきて、上記③の方法で滑るのが難しくなってきます。そこで午後は、内側の壁を利用したズルドンの連続ターンを練習しました。
※同じズルドンの滑りでも2通りのルートが使い分けられるといいですね
ズルドンを整地で練習する場合、真下方向に左右に向きを変えながら横滑りをするといいですね。
⑤ズルドンで大切なこと
ズルドンでコブの内側の壁を削りながら滑る場合、出口(溝がなくなったところ)に自分の足が着地したら方向転換します。
溝の深いところに着地ではなく溝のなくなったところを目がけて着地するのがポイントです。
⑥ズルドンを洗練させる
ズルドンに慣れてきたら、ゆるやかに左右に移動するズルドンに変えていきます。そうすると、自分の意識としてはズルドンで滑っているものの、他人が見ると円い弧を描きながら滑っているように見えます。
⑦まとめ
まず整地の横滑りの小回り連続ターンを練習しましょう。そしてコブの中ではズルドンを練習しましょう。そうすると相乗効果が現れて、整地もコブも上手くなってきます。
ぜひ練習したことを復習してみてくださいね。今回もレッスンを受講していただきまして、ありがとうございました。






























