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コブの切替しで遅れないコブ裏の縦ピボット!2025/3/29白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/29
中級1
テーマ ボトムスライド
担当 松谷

ボトムスライドと言っても溝をトレースする滑りだけでありません。

溝が横向きの場合は可能だと思いますが、溝を斜めに横切り通過する様なボトムスライドを身につければ、特に春の掘れたコブでもスピードをコントロールして滑る事が出来ます。

私が考えるボトムに入る為の大事な意識として、

①足元に先に行かれないこと。
②左右のウエイトシフト。
③スキーの向きを溝の角度以上に回しすぎない。
事を特に注意しています。

①はブーツを引く動作(フットコンテインメント)やコブ裏を捉える山足〜の3つの「か」が大切です。
ボトムを意識しすぎると溝の流れてる方向にイメージが集中しすぎてしまうような気がします。

コブの裏側の急斜面を捉え続けようとしているのに、間に合わなくなって、表の斜面に行ってしまったくらいでいいのかなと思います。

もちろん、入り口からボトムに進入してを楽しめる状況であれば、入り口からズボーンとボトムを楽しんで下さいね。

②はコブ裏を縦スライドで下る為のウエイトシフト。壁の後半の上り坂を使ってスピードをコントロールする為のウエイトシフト。
身体の向きや前傾はとても重要です。股関節の30度を意識してスキーと身体の位置関係が常にズレてる状態を維持しています。これスキー用語の迎え角の一種じゃないでしょうか?

③はピボットを下り斜面に入ってからする様にしてスキーの回旋を抑えるイメージを持っています。
切り返しは出口を抜けてからする事で、スキーの回旋を遅らせてるとも言えますが、トップが下。テールが上の状態でピボットするイメージでも回旋を遅く出来ると思います。

 

出口を抜けて、谷足(内足になっていく足)のスキートップを次コブの壁に向かわせてる意識、逆脚で次のコブに向かうダイレクトラインにも繋がってくいく様な気がしますよ。

また、コブにぶつかって、すぐに切り返しをはじめてしまう。コブに倒されて次の動作が始まってしまう。ケースが見られましたが、ジャベリンターンや、内脚抜重で一本脚でターンを仕上げる強い脚を作って下さい。

 

このとき僕はへその下に脚をセットする中足! 外足だと身体から離れてる感じがする(松谷的に)だから中足!(笑)

コブにもっと寄りましょう!中に傾いてしまっていますよ! って指導で言われる方は、中足で少し改善出来ると思うんだけどなぁ〜

また一緒に練習してください。ご参加ありがとうございました。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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