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縦スライドに必要な外向傾姿勢はとる事が目的ではなく、外向傾姿勢になる運動をする事が大事!2025/3/10白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/10
初級2
テーマ 縦スライド
担当 松谷

昨日の横スライドに引き続き、レッスンご参加頂き、また今日はマンツーマンレッスンで大変だったと思いますが、誠にありがとうございました。

縦スライドと言っても横スライドがベースとなります。横と縦の違いは、スキーの向きをコブの形状に合わせて、コントロールできるかどうかだと思います。

まず、スキーの向きを維持した縦スライドをコブの裏側の傾斜に回り込んで停止することで理解をしてもらいました。コブの裏側の傾斜は、斜面下にも下っていますが、左右のコブの方向にも傾斜がついています。

溝の角度を基準にして、その角度から浅い角度が縦スライドとなります。

練習はハの字の直滑降を使って、ウエイトシフト、前傾、身体の向き、身体の重さの進行方向を意識してもらいました。

斜面の流れに関係無くスライドさせるには、ウエイトシフトとスライドイメージが、とても大切なことを理解してもらえたのかなと思います。

ウエイトシフトをしっかりする事で、自然とスキーの荷重が増えますし、外向姿勢を取る事も出来ます。

外向姿勢も取る事が目的では無く、身体の向きや、進行方向にスキーの角度がついて、結果的に外向姿勢が出来ると考えてみましょう。

もう一つ、スキーの向きを維持した縦スライドに加えて覚えたいのが、回旋の終了ポイントの角度を、45度までで止めるスライドです。

前傾ツイストで出来る最後の捻りを、下から横。横から上へ先取りをしていくイメージにしていければ、細かいコブにも対応していけると思います。

整地の練習ではターン弧に合わせて理解しがちですが、単純に自分の身体とスキーの関係の運動として、身体に染み込ませてくださいね。

今日もコブは滑るごとに形が変わり、深く、難しい状況となりましたが、コブの中で動こうする意識がとても出て良かったと思います。

コブの当たる姿勢が弱いとか、切り返しで慌てる課題もありますが、前傾ツイストで、まずはしっかりターンを仕上げましょう!仕上げることで、姿勢も強くなり、次のアクションが楽になります。

上達の近道は、理想の滑りのシルエットを追い求めるよりも、まずは運動が大事かなと思います。

本日もご参加ありがとうございました。またお待ちしております。

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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