Sスライドを身につければ、いろんなコブを低速で安全に愉しめる!2026/1/2白馬五竜コブレッスンレポート
2026/1/2
中級1
テーマ Sスライド
担当 松谷
Sスライドは、ターとターンをつなぐ切り替えしの局面にフォーカースしたスライドの考え方です。
スライドしながらカーブ(弧)を描くのがターンとも言えますが、切り替えしも、スキーの方向が変わる局面であり、荷重の交換や、身体にかかる力の変わり目でもあり、なによりスキーの置いていかれないように、身体の落下を先行させる最も重要な局面でもあります。
スキーが通過する軌道から考える切り替え局面ではなく、あらゆる運動、動作が切り替わる局面こそターンと言えないでしょうか?
ここが整えば、バンクターンの様なコブの大回りから、コブ裏にゆっくり進入する。少し縦っぽい滑りが可能となり、運動が止まらない切り替えしを身につける事が出来ますよ。
Sスライドに必要なのは、万能なスライド足とターン仕上げ時の安定した再始動可能な足場です。
まず、万能なスライド足は、ハの字で半制動ドリルをしました。
形はハの字ですがプルークボーゲンでは無いです。
スライド、切り替えし、停止の出来る万能なスライド足は腰幅の中でスキートップを内側にひねる動作が必要でした。
ハの字形状の中にもスキートップに前後差が出来る様にしましょう。
外スキーが前に出てしまうと、回転運動が強くなるのと踵が身体の下から外れることで、荷重の効いた回旋が出来なくなり、強い摩擦を発生させる事が出来ません。
今日は、ハの字の半制動を、ハの字で山足ピボットと伝えました。
ピボットって表現すると足裏を回転する様な動きになって、皆さん良かったと思いますよ。
もう一つ、万能なスライド足を作るドリルは、ウエイトシフトでしたね。
簡単そうに見えて難しかったと思います。
左右に体重移動してスライドと、切り替えしの足場をつくる練習には最適ですが、Sスライドを理解するには、左右に動いたら戻る。うんたっ!うんたっ!のリズムが大切でしたね。
ターン仕上げ時に安定した再始動可能な足場は、外足から谷足の3つの「か」で作ることができます。
停止時に逆ひねりの効いた姿勢で3秒静止するつもりで練習しましょう。
再始動可能な足場の練習は、見た目は停止ですが、停止が目的ではありません。
上半身は落下させる。下半身は停止させる。矛盾する動作がためになりますよ。
Sスライドは、切り替えし動作を安定して起こせる足場作りともいます。
ストックゲートドリルの連続は、Sスライドの運動、動作そのものですので、沢山練習して下さいね。沈み込みながらやると荷重、回旋の効いた曲げ切り替えっぽい動作に変化しましたね。
コブでも、回し込み系のSスライドには、ストックゲートドリルの運動を利用しました。
動作は、大げさなぐらいやってちょうどいいです。乗り越える場所でするとテールジャンプのような動きにもなります。
落下系のSスライドは、コブの肩に乗り上げながらコブ裏に回り込む様に滑りました。
Sスライドは、切り替え動作を行うための準備作業。スライドからコブにぶつかってから動き始めることを差します。
Sスライド動きで安全にいろんな形のコブを滑っていきましょうね。
今日もご参加いただきありがとうございました。また一緒に滑りましょう!






























