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スキーが落下の方向に向いたとしても落下にムダを与えればスピードはコントロールできる!2025/1/31白馬五竜コブレッスンレポート

2025/1/31
クラス 初級2
テーマ 縦スライド
担当松谷

今日は縦スライド。
とは言っても、コブのライン真ん中を高速で下りるわけではありません。

ベースは横スライドになりますので、スキーの向きの縦横に関係なく自分の行きたい方向にスライドしながら移動が出来るかを考えてみましょう。
スキーが斜面下に向いたとしても、横に進む進行と言う移動が発生していれば、落下に対してムダが生じていますので、これが加速させないスピードコントロールとなります。

1つのターンするにしても、丸く考えないで、右移動。左移動と考えてもいいと思いますよ。
落下はイヤでも起こります。横への移動を意識しましょう。

またターンの始まり、スキーを下に向けていくところで身体の重さの移動に角(かど)をつけたいですね。壁掛け時計の文字盤じゃなくて、四角い時計の枠をなぞる感じでしょうか? 重さの移動をコの字で考えれば、ゆっくり滑る事が出来ます。

▼身体の重さの移動は動画のスキーのテール(末端の部分)が通る場所にリンクして見てください。ラインの端っこで横から下への移動を意識すれば縦スライドの時間が増えて来ると思いますよ。

これを可能にするのはウエイトシフト。

ウエイトシフトも左右にするイメージが強いかもしれませんが、ブーツを引く動きは前後のウエイトシフト。また、最初にやったターン中はずっと抜重も、上下のウエイトシフトです。

コブでは外ラインで横移動から下を向くところで、縦スライドをイメージする滑り方と、コブの内側の急斜面から壁にせり上がる様な縦スライドの練習をしました。

コブの凹みを使った滑り方には、必ず縦スライドは必要なので、縦スライドからのボトムスライドへ進化させましょう。

あと股関節の締め強化も引き続き練習して行きましょうね。

今日もご参加ありがとうございました。またお待ちしています!

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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