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コブは整地と違ってリズムはコブが決めています。正確な動きとリズム無くして気合いだけでペースアップはご法度です。2026/3/23白馬五竜コブレッスンレポート

3月23日(月)
中級2

テーマ:テクニカル・クラウン検定コブ対策
担当:二反田

プライズテストのコブの滑りは検定に定められた運動要領に対する高い精度が求められます。

フォールラインに絡めて落下をスムーズに見せること、この時鼻先、おへその縦ラインと両肩の横ラインの十字ラインがフォールライン方向の検定員に向かっていることが最低条件です。

その上で切り替え時のストックワークと外向傾姿勢の維持が重要となります。ズルドンターンでもバンクターンでもコブに当たる瞬間に以下の動作が必要です。
外向方向にストックを突く。
足首が可動しながら体重が乗る。
目線は3m先。
山側の肩とおへそがフォールライン方向に向き、外側の腕と外スキーが共に動ける位置に待機。
一見するとやることが多く感じますが、的確な外向傾姿勢でコブに進入してストックワークタイミングが遅れなければ1アクションで完了可能です。

プライズテストのレベルのコブでは僅かな動作の遅れが即ミスに直結します。
僅かな動作遅れに起因する僅かなミスを検定員は見逃しません。

例えば、ストックを突くタイミングが僅かに遅れて山側の肩と腕が引けた場合➡外向傾が乱れローテーション又は正対となります。減点。
足首関節の動きが無い場合➡コブを越える際にスキーの滑走面がよく見えるため身体が後ろに引けているのが一目瞭然です。減点。

弱点はコブだけとは限りません。得てして整地種目と共通である場合が殆どです整地の大回り、小回りで確認するとより明確になります。

本日のケースではターン切り替え時の山側右肩と右腕の引けが顕著でしたが、原因は右手拳が高く動くことで右ストックの軌道が大きくなり、ストックワークタイミングが左右でずれることでした。
左右の拳を横隔膜の高さに構え、脇を少しワイドに、肘は脇腹より前に維持してゆったりしたリズムの小回りから徐々にリズムを早め、整地とコブを交互にトレーニングすることで微調整を行いながら感覚を養いました。

コブは整地と違ってリズムはコブが決めています。コブが求めるリズムに対応して正確な動きが出来ればそのコブに合致した速度とペースに自ずとなっていきます。正確な動きとリズム無くして気合いだけでペースアップはご法度です。
プライズテストで精神論は通用しないのです。

本日もレッスンを受講頂き誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにお待ちしております。

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二反田雄一郎

私はコブ好きですが上達にはとても時間がかかりました。時間がかかったが故に学びも多く、同時にコブに対する「遊び心」の大切さも知りました。それらをお伝えすることでお客様の上達のお役に立ちたいと考えております。

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