空手や剣道同様にスキーにも構えが大事だよ!2026/3/6白馬五竜コブレッスンレポート
2026/3/6
中級1
テーマ:コブ裏を捉える
担当:二反田
コブ裏を捉えるためにはそこに至る過程の動きが重要です。
素早いピボット操作でコブを越えた直後にコブ裏の高い位置で雪面を捉えるにはスキーのトップの接雪が不可欠なのです。
これを実現するにはコブを越える前に的確な外向傾姿勢できっちりとストックを突く動作を取ります。的確な外向傾姿勢とは鼻先とおへその縦ラインと両肩の横ラインの十字ラインがフォールライン方向へ向いている状態です。
これに加えて、ストックを突くと同時に足元に「ため」を作ります。「ため」とは、外向方向にストックを突いた時に股関節、膝関節、足首関節の3関節を曲げて低い姿勢を取り、特に曲げた足首に自分の体重の重みを乗せるように意識することです。
これらの動きはクルマやバイクに例えると、ブレーキング時にサスペンションが沈み込んでいる状態で、スムーズに減速して安定姿勢でコーナーに進入するのと同様です。
的確な外向傾姿勢でコブに向かって横スライド又は縦スライドで落下して行くのはブレーキングの局面、コブに当たって3関節を曲げてストックを突きながら低い姿勢になるのはサスペンションの局面です。そしてピボット操作はコーナー進入の局面です。
つまり「ため」とは的確に減速してピボット操作前の安定姿勢を作り出している状態です。
クルマ、バイク同様に減速から安定姿勢を作れば足場が安定を保ったままピボット操作を行うことが可能です。但し、良い足場を生かすには良い外向傾の助けが必要です。
ストックを突くと同時に外向傾十字ラインの山側の肩とおへそをフォールライン方向に外スキーと共に動かすとピボット操作が楽になります。安定姿勢でのピボット操作は身体がスキーと一緒に移動出来ます。
ここで引き続き3関節の足首の可動域も意識出来ていればピボットしたスキーはトップも落下方向へ向くので素早くコブの裏を捉えることが出来るのです。
しかし、足首の動きが失われているとスキーのトップはピボット中に浮き上がり、雪面を捉えることは出来ません。これは足首を曲げずにしゃがむのと同じ現象です。足首を曲げずにしゃがめば後ろにひっくり返ります。コブで発射する人の殆どはこれが原因です。
コブの滑りはストック突く➡ピボット操作の2アクションです。コブ裏を捉える動きも同様です。
以下に挙げるものに1つでも該当すると正しい位置に戻すために1アクション余計に費やして遅れが生じていますから要注意です。
外向傾を乱す動き➡山側の肩の遅れ。目線が近くなった猫背による腰下がり。
上下動が真上に抜ける。
ストックワークタイミングが遅れる。又はストックの動きが大きく、結果タイミングが遅れる。
コブでの動きはシンプルかつコンパクトに。
肘は脇腹より前に維持します。空手や剣道同様にスキーにも構えがあります。
弱点を意識しながら良い感覚も伸ばして精度とリカバリー能力も向上しましょう。
本日もレッスンを受講頂き誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにお待ちしております。






























