抜重はジャンプの親戚。初歩段階からでも空中を滑るような意識で足場が強くなる!2025/4/25白馬五竜コブレッスンレポート
2025/4/25
初級2
テーマ 脱ズルドン
担当 松谷
脱ズルドンの方法はいろいろありますが、今日はスライド姿勢やスライドのしてる時の意識についてお伝えをいたしました。
スライド姿勢を取っていても、ずっとスライドしているとは限らないからです。
スライドしているように見えても、そうでないかもしれません。
それは、空中?ですかね?
まだまだ、遠い未来のことかもしれませんが、初歩の段階からでも、空中を滑るような意識を、滑りに取り入れていきたいです。
完全に飛び上がる訳ではありませんが、起伏の変化が激しい春のコブは、スキーと雪面が接雪しない場合や、接雪させてくれなくて空中に飛び出てしまう、空中で処理したほうが安全!なども出て来るからです。
この雪面から離れる!この意識が素早い足場作り、しっかりした足場作りに役立つ場合もあります。
初歩の段階でも、ターン中ずっと抜重を、「ずっと空中!」で意識づけをすると着地するという動きが芽生えますので、これが足場の作りに生きてきます。
今日は雪面から離れない抜重の親戚くらいのジャンプでしたが、他にもジャンプトレーニングがありますので、涼しくなったら、また一緒にやりましょう!
▼ジャンプ系ドリルとても大切です。体力的に無理な方は、抜重動作、上下動をジャンプイメージに変換させて、ボールがバウンドするような反射的な上下動が出来るだけでも効果はあります。
それから、スライドをターンと思っているのは、間違いではありませんが、スライドとスライドを繋ぐのもターンと言えませんか?
スライドとスライドとの間が意外に空白で、ボヤッと、何となく切り返してはいないですか?
スライドは受動的にも出来きますが、切り返しと言う意味でのターンは自ら能動的に自分で行わなきゃ、誰もやってくれませんよ。
ターンとは、前のスライドの終点、谷足の足場が起点に始まります。
瞬間的に始めなきゃ通用しないのが、春コブに多いです。切り返しに余裕のあるコブなのかどうか、横移動が出来易いコブなのかどうかです。
このコブ。余裕があるのか、無いのかの見極めも必要です。
また、春コブは左右が高くなり、横移動が多い滑りは、流されて、振られ過ぎてしまうケースもあります。落差で下移動の量を増やし縦スライドや、荷重の効いたしっかりした足場からの素早いターンも必要です。
今日の練習ドリルは、
内足をどかすドリルのアレンジ版!
外膝タッチ!
脇腹腹の収縮&膨張!
変形ピボット!
コブでも皆さんの進歩と、未来への期待が沢山見えて嬉しかったですよ。
また、一緒に滑りましょう!






























