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きれいな直滑降が出来ればスライドポジションも良くなる可能性が高い!2025/3/27白馬五竜コブレッスンレポート

2025/3/27
初級2
テーマ 横スライド
担当 松谷

コブの基本の横スライドですが、スキーを横スライド出来るだけでは不十分です。

自分の行きたい目的地にたどり着けることが、とても重要です。

練習はスライドがとても難しい雪面状況でしたので、ハの字で横スライドの確認をいたしました。

お馴染みのハの字はスタンスの真ん中に自分の重さがある状態ですので、コブバージョンのハの字は、左右の足に自分の重さを移動(ウエイトシフト)と、目的地にたどり着ける様に、背中の傾き、目線、身体の向きも合わせていく事が大切です。

コブ裏の急斜面のフォールラインを素早く読み取り、出口にブーツが進んでいくスライドをしっかり習得しましょう。

足がコブの深み(溝)に落ちると、スキーの向きが変えづらくなりますので、ブーツを出口(トップの先が浮くところ)に合わすことが出来れば、発射リスクを防ぐ事が出来ます。

このスライドポジションは、直滑降からスライド停止でしっかり、ピタッと止まる練習をして下さい。

慣れてきたら、少しずつ、素早く強い停止が出来るといいです。ホッキーストップの練習ドリルも参考にして下さいね。

また、直滑降も時々緩斜面で試して下さい。以外に難しいです。
スタンスが腰幅なら膝も腰幅。スキーの上に足首、膝、股関節が真っ直ぐに残る形で、身体がよれてないかを確認して下さい。

きれいな直滑降が出来れば、スライドポジションも良くなる可能性が高いです。

2つのポジション!

直滑降ポジションとスライドポジションとても大事ですね。

また、春のコブは外回りのCラインが使いづらくなりますので、真ん中ラインのIラインが基本となります。ズルドンラインですね。

ズルドンには、横スライドはもちろん、素早い切り返しのピボット操作、逆捻り、ストックワーク。コブ滑走に必要な操作、運動が、沢山詰まっています。

ツイスト&ハンズオンニー入りのズルドンが出来れば、ズルドン運動を利用して皆さんの興味のあるラインどりでの滑りにも繋がって行きますよ。

今日も難しコブでしたが、安定したスライドポジション。素早い操作でコブ裏に回り込む直滑降ポジションがとても大事!私も含めて実感が出来たのかなと思います。

今日もご参加ありがとうございました。

また、一緒に滑りましょう!

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松谷伸朗

コブをゆっくり愉しく上達専門のインストラクターです。コブを滑るのも、初めてスキーするときと同じ、基本的なことを正確に精度を上げていくのが重要と思います。受講される皆様の気持ちに寄り添ったレッスン、滑りの考え方をちょっと変化させるレッスンをさせていただきます。お気軽にお声がけください。

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