コブでは無駄なアクションを減らすこと。コブが得意な方も苦手な方もこれは共通課題です!2026/2/16白馬五竜コブレッスンレポート
2026/2/16
初級2
テーマ:コブの基本(2) 縦スライド
担当:二反田
フォールラインに対してスキーを真横に位置させたままスライドするのが横スライド、この動きをベースにスライドの量と方向を調整してスキーのトップ側をテールよりも下方に位置させてスライドを行うのが縦スライドです。
中回りから小回りのターンとターンの間で斜め前方横滑りを距離とリズムを変化させながら滑ると各々の弱点が見えてきました。
上下動が真上に抜けてスタンスが開き次の操作が遅れるタイプ。
山側の肩が引けて外向傾が乱れて次の操作が遅れるタイプ。
この2点は密脚にも共通することですが、本日のように雪面が硬い時は顕著になります。
外向傾は鼻先、おへその縦ラインと両肩の横ラインの十字ラインをフォールライン方向へ向けることが基本になり、これにプラスして
リズム変化の対応幅のあるストックワークの動きと正しいおじぎの要領で股関節、膝関節、足首関節の3関節、特に足首を動かせることが重要です。
モーグルの選手の動きを見て分かるように、コブでは出来る限りロスを無くすことが必須です。モーグル選手は極限まで無駄な動きを無くしたコブ専用戦闘機と化しているので、我々はそこまでは必要ありませんが、根底では繋がっています。
1アクション余分な動作と改善方法
上下動が真上に抜ける。➡外向傾本来の位置に戻すために1アクションロスです。➡おへそを支点に真上ではなく斜め前方へ向けて動くきっかけを意識します。
山側の肩が引けて外向傾が乱れる。➡外向傾本来の位置に戻すために1アクションロスです。➡山側の肩を支点に突いたストックを身体の前に引き戻すことを意識します。
ストックワーク動作が大きい、又は振り上げて突く。➡外向傾姿勢から腕を伸ばす動きよりも1アクションロスです。➡外向傾を維持して両腕の肘は脇腹よりも前に意識してストックを突く腕は外向方向に肘が軽く曲がる程度に伸ばしてストックをストンと落とす要領です。
目線が近い、下を向く。➡猫背になって山側に腰が下がり、おじぎの前傾姿勢が崩れて足首が固まり、本来の外向姿勢に戻すために1アクションロスです。➡目線は3m先を見る意識で外向傾を維持します。
上記のロスの発生原因に1つでも該当項目があればコブでのスキー操作、特にターン切り替え時に遅れが生じます。縦スライド、横スライドをターンで連続して行うためには整地、コブ共にこれらのロスを防止しなければなりません。
コブが得意な方も、苦手な方もこれは共通課題です。己の弱点を理解、自覚して意識を高めることで上達し、洗練することが可能です。
本日は今シーズン最もハードなコンディションの中でレッスンを受講頂き誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにお待ちしております。





























