コブの壁の高い場所を通ると、ターン弧を深く、大きくすることが出来るのでスピードが落としやすい。2026/2/21白馬五竜コブレッスンレポート
2026/2/21
中級1
テーマ ウォールスライド
担当 小林秀人
①ウォールスライドとは
コブを滑るときに、なるべくターン外側の壁を使って滑る方法がウォールスライドです。
今回のレッスンで行った練習方法を振り返ってみます。
②板を回し込む感覚をつかむ
まず整地で板を深く回し込む練習をしました。はじめはプルークボーゲンでスキーの先端が斜面の上に向くまで板を回し込みます。
前傾姿勢、外傾姿勢が出来ていると板に体重が乗り、スムーズに深回りができます。
外側の手を下げたり、外側の股関節に外側の手をはさんだりすると外スキーに荷重する感覚を得ることができます。そのときに、いわゆる「くの字」姿勢ができます。
また、ゴーグルのフレーム上部が視界に入るようにすると前傾姿勢を維持しやすいです。
以上の流れができるようになったら、パラレルターンでも同じことを練習します。
③壁の高いところを通過する
コブをスピードコントロールしながら滑るには、壁の高いところを通るとよいでしょう。ターン弧を深く、大きくすることができるのでスピードを落としやすくなります。
なお、コブの壁は傾斜しているので、整地を滑るときよりも外傾姿勢を強めないと、だんだんミゾに落ちて行ってしまいます。
そこで上記②で練習した、外手を下げたり、外股関節に手をはさんだりする方法で、外脚荷重を強めながら壁の高いところを通過しました。
④ひとつ一つのコブをていねいに滑る
コブを滑るときに、確実に前傾姿勢、外傾姿勢を維持して、ひとコブだけで止まる。さらに次のコブで止まる。というように、ひとつずつ確実にスピードをコントロールしながら滑ります。
それが出来るようになったら、止まりそうになったら次のコブに進む。
それも出来るようになったら、少しずつスピードを上げていくという方法で練習しました。
⑤コブの壁の通る場所を変える
コブが深く掘れてくると、壁の高いところを通ることが難しくなってきます。それに対処するには通る場所を変える必要があります。
コブが深く掘れてきた場合、壁の低い場所を通ります。今回はミゾの下から3分の1くらいの雪がたまっている場所であったり、壁の高さの真ん中あたりを通りました。
できるだけミゾの下に落ちないようにするのが、ウォールスライドのテーマです。
⑥板のテールを振り斜滑降する
上記までの流れで滑っていても対処しにくくなった場合に、ターンの前半で板のテールを大きく振り出し、ターンの後半は斜滑降で抜け出す方法を練習しました。
この方法を覚えると、整地も不整地も大回りも小回りも、すべて一貫した同じ組み立て方で滑ることができます。
なお、テールジャンプしながら向きを変える方法がこの滑り方のバリエーションといえます。
⑦上半身の安定
ストックワークが安定しないことが原因で内倒したり、後傾になることがあります。
そこでダブルストックを練習しました。腕の構えやストックを突いたあとの手首の使い方が洗練されたと思います。
⑧さいごに
今回の練習内容は、基本的なことばかりだったと思います。ぜひふだんの滑りの中に取り入れてみてください。
このたびはレッスンを受講していただき、ありがとうございました。






























